債務整理
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債務(任意)整理中に携帯分割払いはできない?審査に通って契約できたケースも

任意整理をすると、クレジットカードの利用や新たな借金などができなくなります。
携帯電話の分割払いも信用情報をチェックされるため、できないと言われていますが、実は任意整理中でも携帯の分割払いができたという人も少なくありません。
任意整理中でも、携帯(スマホ)本体を分割払いで購入することは本当にできるのでしょうか?

任意整理中に携帯(スマホ)の分割払いは可能?

任意整理の手続きをした後は、信用情報機関に事故情報として一定期間記録が残るので、審査で信用情報をチェックされる場合は、原則として審査に落とされてしまいます。
しかし、任意整理中でもスマホ本体を分割払いで購入できたという人や、携帯の契約などができたという人も少なからず存在しています。

例えば、携帯使用料や本体料金の滞納をしたことが無く、2万5千円未満の機種を申し込んだ20代男性Aさんは、分割払いの審査に通りました。
また、同じく携帯使用料やスマホ本体の代金を滞納したことが無く、10万円未満の機種の購入を申し込んだ20代女性Bさん、同様に2万5千円未満の機種を申し込んだ40代男性Cさんも、審査に通っています。
また、過去に携帯使用料やスマホ本体代金などの支払いが数回遅れたことがある40代女性Dさんも、10万円未満の機種の分割払いを申し込んで審査に通っています。

任意整理中でも、審査に通って携帯の分割払いができた理由として、携帯電話使用料や機種代金の支払いを滞納したことがない、あるいは滞納したとしてもわずかであり、昔のことだったからという理由が考えられます。
また、機種代金が10万円以下であるということも理由の1つでしょう。
スマホは、高額な機種であれば審査に通りづらいでしょうが、比較的安価な機種であれば審査に通りやすいと考えられます。
10万円以下の機種は割賦販売法の例外措置に当たる少額店頭販売品になるため、審査が簡素化されていて、任意整理中でも審査に通りやすくなるのです。

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任意整理中の携帯分割払いが難しい理由

任意整理中でも分割払いで機種を購入できることがあります。
しかし、誰でも絶対にできるというわけではありません。
実際には、任意整理中における携帯の分割払いは困難です。
分割払いを申し込んだ際、携帯電話会社では審査のため信用情報を照会しますが、任意整理中であることがわかると支払い能力が疑われてしまいます。
携帯の分割払いをする際は、携帯電話会社との間に「個別信用購入あっせん契約」が結ばれます。
契約の内容に基づいて分割払いで購入する場合は、割賦販売法に従う必要があるため、信用情報を確認して審査が行われます。
審査の結果、支払い能力がないと判断されて審査に落ちてしまうというのが、一般的なパターンです。

任意整理中の携帯分割払いの審査に通るには?

任意整理中は、基本的に携帯分割払いの審査には通りません。
しかし、携帯が故障した場合など、どうしても購入したいケースもあると思います。
どうしても携帯分割払いの審査に通りたい場合は、どのような方法があるでしょうか?

10万円以下の機種を選ぶ

携帯分割払いは割賦販売法に基づいて契約を締結し、支払いをすることになりますが、契約締結には必ず審査があります。
任意整理中の場合は、信用情報に事故情報として記載されているため、審査で信用情報をチェックされたときに任意整理中であることが知られてしまいます。
任意整理が必要ということで、支払い能力が十分ではないと判断されて審査に落ちてしまうのです。
しかし、携帯の機種代金が10万円以下の場合、割賦販売法の例外である少額店頭販売品にあてはまり、通常よりも審査が簡単になります。

割賦販売法はクレジット契約に関するルールを定めた法律で、信用情報を確認して支払いが可能な範囲で利用できます。
しかし、少額店頭販売品に関しては例外措置となっているため、審査に通る可能性があります。
スマホなどの携帯代金は、ハイエンドの機種でなければ10万円以下の機種も色々とあります。
機種の価格が安ければ、分割払いの負担もあまり大きくはならないでしょう。

携帯利用料の延滞や滞納が無い

少額店頭販売品として割賦販売法の例外措置を受けるには、条件があります。
審査が簡略化されるのは、携帯の利用代金を延滞・滞納していない人に限られるのです。
携帯電話会社は信用情報機関とは別に、一般社団法人電気通信事業協会、略称TCAという独自のネットワークを用意していて、毎月の利用料金などのデータを各社で共有しています。
延滞などの記録がある場合に、厳しい措置を講じているのです。
TCAでは延滞状態が解消されれば情報は削除されますが、延滞を続けて強制解約になった場合は5年間情報が残り続けます。
また、TCAから削除されても、延滞・滞納をした携帯電話会社やグループ会社には、半永久的に情報が残ってしまいます。
たとえ信用情報をチェックされずに安心したとしても、利用料金の延滞・滞納をしている場合は、本体が10万円以下の場合でも分割払いを認めてもらうのは難しいのです。
しかし、利用料金を延滞・滞納したことがなければ、分割払いを認めてもらえる可能性が高くなるでしょう。

任意整理後は携帯分割払いが一定期間できなくなる

任意整理をすると、しばらくの間は携帯分割払いができなくなってしまいます。
なぜ、携帯分割払いが一定期間できなくなってしまうのでしょうか?
できなくなる理由について、解説します。

任意整理後は個人信用情報に事故情報が掲載される

任意整理をすると、信用情報機関が記録している個人信用情報には事故情報として記録されてしまいます。
個人信用情報は、新規の借り入れやクレジットカードの契約を申し込んだ際に確認されるものです。
個人信用情報に事故情報が記録されているとブラックリストに入った状態となるため、審査に落ちてしまうのです。
携帯分割払いをする場合は、割賦販売法という法律に従って個人情報を確認し、支払い能力を確認して契約するかどうかの判断をします。
事故情報が記録されていると、何らかの金融事故を起こしたということになるため、携帯分割払いはできません。
ただし、任意整理の場合、事故情報が記載されるのは5年間と決まっているので、以降は携帯分割払いの審査に通る可能性が高くなります。

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任意整理中の携帯分割払いができない場合の対処法

携帯の購入を考えた時、携帯分割払いが利用できない場合はどうしたらいいのでしょうか?
審査に通りやすい条件はいくつかあるものの、絶対に通るというわけではありません。
分割払いができない場合の対処法について、解説します。

一括払いで購入

携帯分割払いを利用する場合、審査が行われて信用情報をチェックされることとなりますが、一括払いで機種を購入すれば問題はありません。
なぜなら、一括払いであれば信用情報はチェックされないからです。
ただし、近年のスマホはかなり高額になっています。
ある程度の貯蓄がなければ、一括払いでの購入は難しいでしょう。
格安スマホに乗り換えれば機種代も比較的安くなるので、一括購入がしやすくなります。

中古品を選ぶ

携帯ショップなどで販売されている機種は、全て新品です。
しかし、中古ショップなどでは中古販売されている機種もあり、新品よりも安くなっています。
中古ショップには、1万円前後の機種も多数揃っているので、希望に合わせて機種を選びやすいでしょう。
格安携帯会社で扱っている機種も、一般的な携帯キャリアで扱っている機種と比べると安いものが多いため、新品でも一括購入がしやすいかもしれません。

家族の名義を使う

個人信用情報は個人に対応したものであり、家族には何も影響しません。
自分名義で携帯の分割払いの審査に通らなかったとしても、家族名義であれば問題なく分割払いの契約ができるかもしれません。
家族名義で契約した場合でも、携帯の機種代金や毎月の使用料を家族に支払うというやり方であれば、家族が承諾してくれる可能性は高いでしょう。
ただし、任意整理中の場合、任意整理分の支払いに加えて機種代金の支払いなどがきちんと払えるか、事前に確認しておきましょう。

使用中の携帯電話は任意整理後どうなる?

任意整理を始めた場合、今まで使用していた携帯電話はどうなるのでしょうか?
多くの人は利用できなくなるのではないか、と不安に思うかもしれません。
任意整理をしている時に携帯電話がどうなるかを解説します。

携帯電話会社を任意整理の対象から外す

任意整理の場合、対象となるのは自分で指定した債権者です。
例えばA社とB社それぞれからお金を借りている人が任意整理をする場合、A社とB社の両方を指定できますが、どちらか片方だけの任意整理を行えば、もう一方の債権者はそのままとなります。
任意整理の対象から携帯電話会社を外すことで、今までと同じようにそのまま利用し続けることができます。
なお、任意整理をした場合は、現在使用している携帯電話の機種代金を一括で支払うよう求められる可能性があります。
また、携帯電話を没収されてしまう可能性もあるため、注意してください。

通信料の延滞や滞納で強制解約されるケースも

携帯電話を使用していれば、毎月発生する料金を支払う必要があります。
また、携帯電話を分割払いで購入していれば、分割された機種代金も毎月支払うことになります。
しかし、携帯電話の利用料金や本体料金の分割支払いを滞納している場合は、任意整理をしたときに強制解約となってしまう可能性があります。
1カ月滞納すれば利用停止措置が取られ、2~3カ月が経過すると強制解約になってしまいます。
強制解約になった際に、携帯電話の本体料金の支払いが終わっていなければ没収されてしまいますが、支払いが終わっている場合は手元に残るため、Wi-Fiに接続すればまだ使用することが可能です。
強制解約にならずに長く使用し続けたい場合は、延滞・滞納状態を早めに解消することを目指しましょう。

支払い方法をクレジットカード払いから変更しておく

任意整理をすると、個人信用情報に事故情報として記録されます。
事故情報が記録されている状態では、新たな借金の申込みやクレジットカードの新規作成ができません。
所有しているクレジットカードについても、更新時に信用情報をチェックされ、強制解約となってしまうことがあります。
そのため、クレジットカード払いにしている様々な支払いができなくなってしまいますので、
支払方法はクレジットカード払いから別のものに変更しておきましょう。

債務整理のご相談ははたの法務事務所へ

債務整理については、専門家に相談するのがおすすめです。
債務整理の方法はいくつかあり、状況によって適した方法は異なるため、専門家に相談して適切な方法を選んだ方がいいのです。
債務整理の相談なら、はたの法務事務所にご相談ください。
はたの法務事務所では、全国で債務整理の相談を承っています。
相談実績は20万件以上と非常に豊富なため、様々なケースの経験があります。
相談料や着手金は無料なので、お気軽にご相談ください。

まとめ

・任意整理中でも携帯分割払いが可能なケースがある
・任意整理中に携帯分割払いができるのは、機種代金が10万円以下で延滞・滞納をしていない人
・基本的には一定期間、携帯電話の分割払いができなくなる
・携帯電話の分割払いができない場合は、一括購入をする必要がある
・家族名義なら、任意整理と関係なく契約できる可能性がある
・任意整理の対象に携帯電話会社が含まれていると、携帯電話が強制解約になることがある
・任意整理前に支払い方法をクレジットカード払いから変更する




監修者情報
代表 鈴木 法克
代表 鈴木 法克
認定番号 第101196号 / 東京司法書士会所属 / 登録番号 東京 第7018号
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